未経験からプログラマーやエンジニアになってみたいけど、何からすればいいんだろう。プログラミングスクールは費用が高そうだし…。
IT業界に就職したけど、思ったより開発出来なくてイメージと違ったな…。もっと開発が出来る会社に転職したいよ~。
このような悩みを抱えている方に、「リスキリング(学び直し)と転職」で最大56万円の補助が受けられる制度をご紹介します。
経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」といって、国が予算を確保しているものです。
そして補助が受けられるのは2027年3月末までの予定のため、いま転職を検討している方はお見逃しなく!
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」とは、簡単に言うと以下のような事業です。
- 新たなスキルを習得して転職したい人を支援
- 事業者(事業に参画する企業・会社)経由で受講費用を軽減
例えば「未経験からプログラミング関係の仕事に就きたい!」と思った場合、
この事業に参画するプログラミングスクールを受講してプログラミングスキルを習得することで、最大56万円の補助が受けられます。
転職を希望する人が事業者から受けられるサービスは、以下の3つです。
- キャリア相談(無料)
- リスキリング(最大56万円補助)
- 転職支援(無料)
リスキリング以外にも、キャリア相談と転職支援は無料で受けられます。
特に①のキャリア相談では
- キャリアの棚卸し
- キャリアゴールの設定
- スキルの棚卸し
- リスキリング講座の検討のサポート
等ができるため、「自分に向いている職業が分からない…」「年収を上げたくて転職したいけど、何をやればいいんだろう…」という悩みがある方にもオススメです。
以下から対象の事業者や受講内容が検索できるので、さっそく調べてみたい方はぜひご確認ください。
対象者
以下2つの条件を満たす人が対象になります。
- 在職者(企業・会社等と雇用契約あり)
- 雇用主の変更を伴う転職を目指している
① 在職者(企業・会社等と雇用契約あり)
1つ目の条件は、「企業や会社と雇用契約を結んで働いている」ということです。
対象、対象外になる人の具体例を以下に記載します。
- 正社員
- 派遣社員
- 契約社員
- パート・アルバイト
- 経営者
- 個人事業主
- フリーランス
② 雇用主の変更を伴う転職を目指している
2つ目の条件は、簡単に言うと「転職を目指している」ということです。
正確には“雇用主の変更を伴う”という条件がついているので、「同じ会社の中で契約内容を変更する」など雇用主が変わらない場合は対象外となります。
補助金額
以下の2種類の補助があり、合計で最大56万円の補助となります。
- リスキリング完了時:受講費用の1/2相当額(上限40万円)
- 転職後1年経過時:受講費用の1/5相当額(上限16万円)
①リスキリング完了時:受講費用の1/2相当額(上限40万円)
補助対象のリスキリング講座の受講修了時に、講座の受講費用の1/2相当額が補助されます。
受講費用は税別、補助の上限は40万円です。
②転職後1年経過時:受講費用の1/5相当額(上限16万円)
①のリスキリング講座を受講修了したうえで実際に転職し、その後1年間継続して就業が確認できる場合、更に講座の受講費用の1/5相当額が補助されます。
受講費用は税別、補助の上限は16万円です。
対象の職種
IT系だけでなく、医療や介護、保育など、多彩な職種が対象になります。
以下に一例を挙げます。
- エンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
- 動画クリエイター
- 飲食業
- サービス業
- 保育
- 介護
詳しく知りたい方は、以下の公式ホームページから対象の事業者や受講内容を検索してご確認ください。
期間
事業実施期間は以下の通りです。
- 2027年3月31日:個人への支援完了
- 2028年3月31日※:事業完了
※または補助対象経費全額の支払い完了日
個人への支援は2027年3月31日までとなっているため、転職を検討している方はこの期間を過ぎないように注意が必要です。
出典:「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」経済産業政策局産業人材課
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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