組み込み開発が学べるプログラミングスクール:Winスクール編

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組み込みの開発に興味があるけど、独学だと難しそう…。
転職も視野に入れて、スクールでしっかり学んでみたいな。

世の中には数多くのプログラミングスクールがありますが、Web系の講座が多く、組み込み開発に関する講座は少ないです

そこで今回は「組み込み開発をやってみたいぞ!」という方に向けて、未経験の人でも丁寧に教えてもらえるプログラミングスクールを紹介します。

今日ご紹介するのは「Winスクール」です!

実際に組み込みエンジニアをしている自分が見て「えっ、こんな講座まであるのか!」と驚く内容もありました!

また、セットで受講することでお得になるコースもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本記事は2024年10月に記載しているため、最新情報は公式HPをご確認ください

目次

Winスクール:組み込み系講座の一覧

スクロールできます
講座名料金受講時間必要知識
①C言語プログラミング216,700円36時間なし
②組み込みシステム開発224,400円27時間C言語
③CAN通信128,700円12時間C言語/
組込み
④IoTシステム開発実習221,100円30時間Python
⑤基本情報技術者試験対応講座165,000円~21時間なし
⑥ETEC資格対策156,200円21時間なし
組込みエンジニア
(①+②)
402,600円60時間なし
組込みエンジニア+CAN通信
(①+②+③)
488,400円72時間なし
組込み・IoTシステムエンジニア養成講座 ※
(①+②+④+Python)
284,800円137時間なし
Winスクール:組み込み系の講座一覧

※「組込み・IoTシステムエンジニア養成講座」は、給付金の条件を満たして最大70% OFFになった場合の実質負担額を記載しています。詳細は上記講座の章を参照ください。

各講座の詳細

それではさっそく、組み込み系の講座の詳細を解説していきます。

①C言語プログラミング (税込216,700円)

  • 講座名:C言語プログラミング
  • 料金:税込216,700円
    (受講料192,500円、入学金19,800円、教材費4,400円)
  • 受講時間:36時間(90分×24回)
  • 受講期限:3ヶ月
  • 事前に必要な知識:なし
  • 授業形式:教室、オンライン

組み込み開発で主に使用するC言語の講座です。

こちらは事前に必要な知識は特になく、未経験者でもOKな講座となっています。

②組み込みシステム開発(税込224,400円

  • 講座名:組込みシステム開発(マイコンボード)
  • 料金:税込224,400円
    (受講料200,200円、入学金19,800円、教材費4,400円)
  • 受講時間:27時間(90分×18回)
  • 受講期限:3ヶ月
  • 事前に必要な知識:C言語
  • 授業形式:教室、オンライン

「マイコン」とは「マイクロコンピュータ」の略称で、「電子機器を制御するための小さなコンピュータ」という意味です。

組み込み開発では、この「マイコン」にプログラムを載せて機械を制御します。

自動車など、制御する機械が大きくなると数十個以上のマイコンが使われる場合もあります。

この講座では、実際にマイコンを使用してボード上のLEDを点灯させたり、ボタンの入力を処理する、などの開発をすることが出来ます。

自分も職場でマイコンとボードを使用しているので、「おお、本格的な講座だ!」と思いました!

③CAN通信 (税込128,700円)

  • 講座名:CAN通信
  • 料金:税込128,700円
    (受講料105,600円、入学金19,800円、教材費3,300円)
  • 受講時間:12時間(90分×8回)
  • 受講期限:1ヶ月
  • 事前に必要な知識:C言語、組込み開発の基礎
  • 授業形式:教室

CAN通信は、自動車や工作機械などの複数の機器間でデータ転送する際の通信規格です。

こちらの講座は、以下の2点に注意が必要です。

  • ②組込みシステム開発(マイコンボード) 修了した人か、同等の知識がある人が対象
  • オンライン非対応

Winスクールの講座はオンライン対応のものが多いですが、このCAN通信の講座はオンライン非対応で、教室に通う必要があるため、注意が必要です。

CAN通信が学べるスクールはなかなかないので、「こんな講座まであるのか!」とビックリしました。

④IoTシステム開発実習 (税込221,100円

  • 講座名:IoTシステム開発実習 (Raspberry Pi)
  • 料金:税込221,100円
    (受講料196,900円、入学金19,800円、教材費4,400円)
  • 受講時間:30時間(90分×20回)
  • 受講期限:3ヶ月
  • 事前に必要な知識:Python
  • 授業形式:教室、オンライン

「IoT」とは「Internet of Things」の略称ですべてのモノがインターネットに接続されていることを指しています。

身近なもので言うと、スマートウォッチやスマートスピーカーなどがあります。

そして「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」とは、イギリスで子供の教育向けに開発された手のひらサイズのコンピュータのことです。

「ラズベリーパイ」って言われたら、ラズベリーの乗ったお菓子のパイかなって思いますよね…。

この講座では、「Raspberry Pi」を使用して液晶画面に文字を表示する、メールとLINEで通知する、などの開発をすることが出来ます。

組み込み開発ではC言語が使われることが多いですが、IoTシステム開発の講座ではPythonというプログラミング言語を使用します。前提知識として必要になるので、ご注意ください。

⑤基本情報技術者試験対応講座(税込165,000円~)

  • 講座名:基本情報技術者言語問題対策(データ構造とアルゴリズム )
  • 料金:税込165,000円
    (受講料140,800円、入学金19,800円、教材費4,400円)
  • 受講時間:21時間(90分×14回)
  • 受講期限:2ヶ月
  • 事前に必要な知識:なし
  • 授業形式:教室、オンライン

「基本情報技術者試験」とは、国家資格の1つでエンジニアを目指す人の登竜門とも言われています。

基本情報技術者試験の範囲はとても広く、本講座は試験の範囲の一部です。

そのため、試験範囲をすべておさえるには本講座以外にも学習をする必要があります

基本情報技術者試験科目Aと科目Bの両方で60%以上の点数を取る必要があります。

  • 科目A:試験時間90分、出題数60問
  • 科目B:試験時間100分、出題数20問

この講座では、科目Bの8割を占める「データ構造とアルゴリズム」を学ぶことが出来ます。

⑥ETEC資格対策(税込156,200円)

  • 講座名:ETEC資格対策
  • 料金:税込156,200円
    (受講料129,800円、入学金19,800円、教材費6,600円)
  • 受講時間:21時間(90分×14回)
  • 受講期限:2ヶ月
  • 事前に必要な知識:C言語、組込み開発の基礎
  • 授業形式:教室、オンライン

「ETEC」とは、「Embedded Technology Engineer Certification」の略称で、「組込み技術者試験制度」という意味です。

こちらの講座は、以下の点に注意が必要です。

  • ②組込みシステム開発(マイコンボード) 修了した人か、同等の知識がある人が対象

ETECの資格は「組込みソフトウェア技術者試験」のクラス2クラス1があり、クラス2の方が易しい内容になっています。

この講座では、クラス2の取得を目指して試験対策が出来ます。

合否を判断されるものではなく、TOEICのように高いスコア取得に挑戦する資格です。

お得なセット受講コース

ここからは、いままで紹介した講座をセットで受講することでお得になるコースを紹介していきます!

エンジニアへの転職を考えている方は、この次の章で紹介する「給付金で最大70% OFFのコース」が断然お得です!!

組込みエンジニア(①②セット、16,000円お得

  • 講座名:組込みエンジニア(マイコンボード)
    (①C言語プログラミング、②組み込みシステム開発 のセット)
  • 料金:税込402,600円
    (受講料375,100円、入学金19,800円、教材費7,700円)
  • 受講時間:60時間(90分×40回)
  • 受講期限:5ヶ月
  • 事前に必要な知識:なし
  • 授業形式:教室、オンライン

組み込み開発をしてみたいけど、C言語のプログラミングも未経験です!

という方に向けて、C言語と組み込み開発がセットになったコースです。

セットにすることで、それぞれのコースを単独で受講した場合と比較して16,000円お得になります。

組込みエンジニア+CAN通信(①②③セット、36,000円お得)

  • 講座名:組込みエンジニア+CAN通信
    (①C言語プログラミング、②組み込みシステム開発、③CAN通信 のセット)
  • 料金:税込488,400円
    (受講料458,700円、入学金19,800円、教材費9,900円)
  • 受講時間:72時間(90分×48回)
  • 受講期限:6ヶ月
  • 事前に必要な知識:なし
  • 授業形式:教室

組み込み開発とCAN通信を学びたいけど、C言語のプログラミングも未経験です!

という方に向けて、C言語と組み込み開発、さらにCAN通信がセットになったコースです。

セットにすることで、それぞれのコースを単独で受講した場合と比較して36,000円お得になります。

給付金で最大70% OFFのコース

最後に、エンジニアへの転職を考えている方が対象にはなりますが、国の給付金を利用して最大70% OFFになる講座を紹介します。

経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」で、補助が受け取れるのは2027年3月末までになるので、転職を検討している方はお見逃しなく。

事業の詳細は以下の記事を参照ください。

組込み・IoTシステムエンジニア養成講座(①②④+Pythonセット)

  • 講座名:組込み・IoTシステムエンジニア養成講座
  • 料金:税込783,200円
    (受講修了時の返金額356,000円、転職後1年経過時の返金額142,400円
     ⇒実質負担額:284,800円)
  • 受講時間:136.5時間(90分×91回相当)
  • 受講期限:4か月
  • 事前に必要な知識:なし
  • 授業形式:教室、オンライン

こちらの講座は、組み込み開発とIoTシステム開発がセットで学べる講座です。

未経験の方でも、C言語とPythonという2つのプログラミング言語を学ぶことができます。

開発もマイコンボードとRaspberry Piの2つの実機に触れることができ、かなり盛りだくさんの内容となっています。

①C言語プログラミングが 216,700円なので、他にもたくさん学べて284,000円はめちゃくちゃお得になっています。

最初に支払う料金は高額になりますが、

  • 受講修了時に50% 返金
  • 転職後1年経過時に20% 返金

という制度になっているため、転職に成功して1年以上働けば実質負担額は30%になる仕組みです。

転職希望者向けに短期で集中するコースで、他の講座と比較して受講期間が短いため、ご注意ください。

例えば「①C言語プログラミング」1ヶ月あたり8回受講すれば期間内に修了できます。(90分×24回を3ヶ月以内に受講のため)

本章で紹介している「組込み・IoTシステムエンジニア養成講座」1ヶ月あたり23回程度受講が必要になります。( 90分×91回相当を4カ月以内に受講のため)

未経験から組込み開発やIoTシステム開発に挑戦してみたい方は、ぜひ一度ご検討してはいかがでしょうか。

最後に

今回はWinスクールの組み込み開発関連の講座を紹介しました。

組み込み開発が学べるスクールは限られているので、他のスクールも調査してシリーズ化していきたいと思います。

未経験だけど組み込み開発やってみたい!という方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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