プログラミングの独学は無理じゃないけどオススメできない理由4つ

プログラミングを習得したいけど、独学できるか不安だな…。
なるべくお金はかけたくないけど無理なのかな…。

これからプログラミングを学ぼうと考えている方は、このように「独学できるか」「人から教わるべきなのか」で迷うことがあると思います。

結論
  • 教材やサイトが豊富なので無理ではない
  • 独学は向き不向きがある
  • 独学は時間がかかり挫折しやすい

自分は事務職から組み込みエンジニアになった経験があり、プログラミングは人から教わりました。

人から教わったおかげで効率的に学習することができ、これは独学だったら大変だっただろうな…!と実感しているので、体験も踏まえて解説していきたいと思います。

目次

プログラミングは独学でも習得可能

独学のための情報が豊富

自分がプログラミングを学んだ2010年頃は、独学するための情報はそれほど多くなく、人から教わるのが当然だったように思います。

しかし現代では

  • 書籍
  • 学習サイト
  • 学習アプリ

など、独学できる情報が豊富なため、自分のスタイルに合うものを選んで学習することが出来ます。

そのため、プログラミングを気軽に始められる環境にあります。

自分も学習サイトを利用して新しい言語に挑戦しています!

無料でプログラミングが学べるサイトを以下の記事でまとめているので、よかったら参考にしてみてくださいね。

習得しやすい言語も多い

プログラミングは言語によって難易度が異なり、文法がシンプルで学習しやすい言語もあります

独学する場合は、

  • 自分がやりたいこと(Webデザイン、アプリ開発など)
  • プログラミング言語の難易度

の2つを意識して、なるべく難易度の低い言語に挑戦することをおすすめします。

自分の例で言うと、仕事で使うために社内転職時にC言語を学びました。
最近Pythonを勉強し始めてC言語ってとっつきにくい言語だったんだな…!」と改めて感じました。

理由は、C言語は処理をするためにおまじないのように書いておかないといけないことが多いからです。
C言語を独学する場合、最初のうちは、エラーが出た時に何が足りないのかが分からず苦戦するのではないかと思います。

難易度の低い言語を選ぶことで、プログラミング独学のハードルも下がります。

プログラミングの独学は無理と言われる理由

進め方が分からない

学校であれば授業の内容が決められていますが、独学の場合は自分で進め方を決める必要があります

  • 何から手をつけてよいか分からない
  • どの順序で学習するのか分からない
  • ゴールが分からない

というような問題に直面し、せっかく勉強を始めても続かない可能性があります。

例えば、最初は「環境構築」といって「プログラムを書くための準備」が必要です。
しかし、学習サイトから入ると環境構築は不要でいきなりプログラムを書けるものが多いです。

それはそれで時間が短縮できて便利なのですが、学習サイト以外の場所でプログラムを動かしたい場合に「結局どうやってやるの?」と困ってしまいます。

自己流で進めると不安になったり道に迷ったりすることがあり、挫折の原因になります。

不明点やエラーの解決が難しい

プログラミングの勉強を始めてみると、必ずエラーや不明点に直面します

もちろんある程度は自分で考える必要がありますが、知識が無い状態だとどれだけ考えても分かりません。

教えてもらっていたら人に質問して1分で解決できることでも、独学だと自分で原因を調べて丸1日経っても分からない場合もあります。

  • エンジニアに質問できるサイトを利用する
  • 身近にプログラミング出来る人がいる

など、「困った時に質問できる環境」と「実際に質問できる行動力」があれば解決は早いです。

逆に困った時に質問できる人がおらず、1人で抱え込んでしまうと、なかなか解決に至らずプログラミングが辛く苦しくなってしまいます。

モチベーションが保てない

なにごともそうですが、継続するのは難しいですよね。

特に独学だと、1日休んでも、進んでいなくても誰からも注意されません

自分は会社の教育でプログラミングを学んだため、

  • 勉強のスケジュールが確保されている
  • 少人数なので行かないとバレる
  • 周りに置いていかれないように頑張る

というように、時間の面でも気持ちの面でも継続しやすい環境にありました。

パソコンを開いて分からなくなったらついついネットサーフィン…なんてことも起こり得るので、独学だと勉強し続けるモチベーションを保つのは大変です。

正解が分からない

プログラムを書いてみて「なんかそれっぽく動いてる」場合でも、実は間違いが潜んでいる時もあります。

人から教わっていれば自分が書いたプログラムを見て判断してもらうことが出来ます。
独学だと常に自分の精一杯で書いているので、間違いがあっても気づくことが難しいです。

プログラミングは「これが絶対正解!」というものが常にあるわけではなく、何通りも書き方があります。
同じ処理でも10行になったり100行になったりすることもあります。

人に教わったり、人が書いたプログラムを見ると

こんなにシンプルに書けるのか!

この関数知らなかった…

というように、知ることが多く効率的に学べます

自分も仕事で先輩にプログラムを見てもらいますが、いまだに勉強になることばかりです

独学だとどうしても自己流の書き方になり、知識を蓄えるのにも時間がかかる可能性もあります。

独学に向いている人

ゴール設定や計画立てができる

プログラミングは用途も言語も幅広いので、まずは最終的に何が出来るようになりたいのか、明確にゴール設定しておくことが重要です。

そしてゴールを設定したら、ゴールまでの計画を立ててスケジュールに沿って勉強する必要があります。

何をやりたいか決まってないし、気が向いた時に勉強しよう

と思っていると、モチベーションもあがらず三日坊主になる可能性が大きいです。

明確な目標があり、自分で計画を立てて勉強し続けられる人は、独学に向いています。

不明点を自力で解決できる

不明点やエラーにぶつかった時に、独学だと自分で解決する必要があります。

  • ネットで検索する
  • 書籍を調べる
  • 学習サイトやSNSで質問する

など、不明点を解決するための行動力が必要です。

また、すぐに分からなくても解決できるまで粘り強く取り組むことが出来る人は独学に向いています。

まとめ

プログラミングの独学は向き不向きもあり、気を付けることも多いですが、決して無理ではありません。

せっかくプログラミングに興味を持ったのなら、独学にしろ教わるにしろ、ぜひ一度チャレンジしてみてもらえたら嬉しいです。
プログラミング楽しいよ!

無料でプログラミングが学べるサイトを以下の記事でまとめているので、興味のあるかたはぜひ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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